2017/11/22第4回オオサンショウウオ共同研究シンポジウムを開催(2017/12/16)
今年度も、『オオサンショウウオ共同研究シンポジウム』 を開催します!
今回で第4回目となり、このシンポもかなり定着してきた感じでしょうか。
安佐動物公園が進める、オオサンショウウオの様々な共同研究について、ここでしか聞けない最先端の成果を公表していきます!
今回も3人の共同研究者を招聘して、「組織学から迫るオオサンショウウオの成長と年齢査定」、「DNAを用いたオオサンショウウオの親子判定の試み」、「オオサンショウウオの性ホルモンからみた繁殖活動」という、基礎的な研究から応用的な内容まで、おもしろそうな講演をしていただきます!
また、講演の初めに安佐動物公園でオオサンショウウオの飼育を担当している田口が「オオサンショウウオの魅力を科学する」というタイトルで、オオサンショウウオの基本的なお話をいたします。
オオサンショウウオのことがちょっと気になる方から、シッカリと知りたい方まで、みなさまに満足していただける内容になっています。
シンポの後には、普段は非公開の繁殖施設にて、まだまだエラのある小さな個体や、1980年に動物園で生まれた今年36歳になる個体、はたまた全長1.2mにもなる大きな個体などなど、飼育しているたくさんのオオサンショウウオをご案内します。
ぜひぜひ、足をお運びください!
■第4回オオサンショウウオ共同研究シンポジウム ~オオサンショウウオの今とこれから~
開催日時: 2017年12月16日(土) 13:00~15:30
場所: 動物科学館2階、およびオオサンショウウオ保護増殖施設
プログラム:
13:00~13:05 主催者挨拶 園長
13:05~13:30 広島市安佐動物公園 飼育技師・博士 田口勇輝
「オオサンショウウオの魅力を科学する」
13:30~13:50 岡山理科大学生物地球学部 講師・博士 林 昭次
「組織学から迫るオオサンショウウオの成長と年齢査定」
13:50~14:10 国立科学博物館 分子生物多様性研究資料センター
特定非常勤研究員・博士 吉川夏彦
「DNAを用いたオオサンショウウオの親子判定の試み」
14:10~14:30 岐阜大学応用生物科学部 准教授・博士 楠田哲士
「オオサンショウウオの性ホルモンからみた繁殖活動」
14:30~15:00 全体質問・総合ディスカッション
15:00~15:30 バックヤード見学 オオサンショウウオ保護増殖施設
後援: 公益社団法人 日本動物園水族館協会
動物園散歩人さかいともこ氏が制作してくださった素敵なポスターもご覧ください!