3つの保護対策
- 今住んでいる 生息地を守る(生息域内保全)
- 生息地以外で保護していく(生息域外保全)
- 動物園などの施設で飼育
- 新しい生息地を作る
生息地の環境整備(三次市吉舎町安田地区)
この地はもともとダルマガエルが住んでいる希少な地域です。地域の人はダルマガエルのために池のある湿地を(保護湿地)を作り、草刈りや水の管理、 天敵の 駆除などを行っ ています。安佐動物公園も応援に行きます。

- 中は湿った土の部分と浅い水たまり
- 周囲をネットで囲い、ヘビやタヌキなどの天敵の侵入を防ぐ
- 天井部はテグスを張りサギなどの侵入を防ぐ
- 夏場は1か月に一度程度草刈り
- 機械で刈るとカエルを傷つける恐れがあるので、手刈り
- アメリカザリガニなどの天敵を駆除
- 春と秋に保護湿地や周辺の水田の生息調査を実施しています。
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保護湿地の近くに新たな湿地が作られました。休耕田を利用しています。 この湿地の周囲は囲いがありませんが自然の中でダルマガエルが生きていけ る環境です。 |
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春と秋に保護湿地や周辺の水田の生息調査を実施しています。 左の写真は安田地区に近接する新しく生息が確認された場所です。 |
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捕まえたカエル、計測などした後で放します。 |
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秋の調査風景 |
安田小学校の取り組み

地元の小学校もこの保護活動に参加しています。 学校内にはダルマガエル用の水田があり、生徒の手で維持管理されています。生息調査や草刈も行います。 ダルマガエルの研究活動をしています。
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