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オオサンショウウオ / Japanese Giant Salamander

【分類】
両生綱 サンショウウオ目  オオサンショウウオ科
【生態】
日本固有種で、生息域の東限は岐阜県、西限は大分県。四国では複数個所で発見されているが、自然分布かどうかは検討中となっている。産卵期は8月下旬から9月上旬で、1回の産卵行動は複数の雄と1頭の雌で行われ、雌は約500個を産卵する。ひとつの巣穴で複数回の産卵行動があれば、千個以上の卵を確認することもある。雄のなかで最も強い個体は「ヌシ」と呼ばれ、産卵前から巣穴を掃除して雌を待ち、産卵後も翌年1~2月頃まで巣穴にとどまって、卵や子ども(幼生)の世話をする。卵は40~50日で孵化して幼生となり、翌年1~2月頃に幼生は巣立ち(離散)の時期をむかえ、その後ヌシは繁殖巣穴を離れて自分の生息巣穴に戻る。離散した幼生のほとんどは捕食され、1~2頭でも成体になれば個体数は維持されると考えられる。
【園内ゾーン】
三井のリハウス ぴーちくパーク(ゾーン4)
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【そのほか】
※ぴーちくパーク内「子育ての家」で展示