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2018/08/21モモイロペリカンの雌が来園(8/21)
6月27日(水)に山口県宇部市のときわ動物園からモモイロペリカンの雌(愛称:ウベ)が来園しました。来園後、検疫や当園の新しい環境へ慣れるための訓練を経て、現在は以前から飼育していた雄「パックン」と同居させ展示しています。今後はこの2羽による繁殖を目指します。
1.来園個体
ウベ(雌)
平成28年5月19日 ときわ動物園生まれ
母親:ソディ、父親:ウエノ
性格:人工育雛で育ったため、人懐っこい。
2.来園から同居まで
平成30年6月27日(水)来園。動物病院で検疫を行う。
7月26日(木)検疫が終了したため、展示場に移動させる。
同時に展示場にいた雄をバックヤードに移動させ、雌のみで展示場環境に慣らす。
8月11日(土)展示場で雄と同居。
雄「パックン」(左)と来園個体の雌「ウベ」(右) |
※ モモイロペリカンについて
ヨーロッパ南東部から黒海沿岸、アフリカなどで繁殖し、半数以上が黒海沿岸の繁殖地で誕生している。繁殖期に羽毛がピンク色になることからモモイロペリカンと呼ばれる。群れで生活し、集団で魚を追い込んで捕らえる。嘴の先はかぎ状になっている。産卵期間は4月から8月で、一度に1から4卵産み、抱卵期間は約1か月。