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  • 2024/02/01動物シンポジウム「ツキノワグマに遭わないために「クマ」を知る」(2/18)

    広島市安佐動物公園では、広島大学生物生産学部(西堀正英教授)が行う、空気中に存在する環境DNAに関する研究に協力しています。この研究は、空気中に漂う極僅かな生きもののDNAを回収・解析することによって、周辺環境に生息する動物を発見(検出)する最先端の技術を活用するもので、これにより、ツキノワグマの生息を予測、確認し、広島市におけるクマからの被害を未然に防ぐことを研究の目的のひとつとしています。このたび、令和5年度の活動成果を市民に還元するためのシンポジウムを開催します。さらに、これによる市民の野生動物や自然環境への理解を深める契機とするとともに、参加者との意見交換を行ないます。


    1 日時

      令和6 年 2 月 18 日(日) 13 時から 16 時


    2 会場

      安佐動物公園 動物科学館2階ホール


    3 対象者及び参加費

      当日の入園者(参加費無料、入園料は必要)


    4 内容

      13時~ はじめに、広島市安佐動物公園園長・阿部 勝彦(あべ かつひこ)

      13時5 分~ 話題提供(各 20~30 分)

      
    1)西堀 正英(にしぼり まさひで)広島大学生物生産学部教授

      「広島県、西中国山地の野生動物、特にツキノワグマを捜査・探索のためのDNA

      
    2)増田 和志(ますだ かずし)

       広島大学大学院スマートソサイエティ実践科学院博士課程前期1

      「大気中の環境DNAおよび痕跡(糞・食痕)によるツキノワグマ生息・出没モニタリングと個体の識別」

      
    3)竹内 初音 (たけうち はつね)、日原 優香 (ひのばら ゆうか)、越智 桃香 (おち ももか)、岡本 桜 (おかもと さくら)広島市立基町高等学校 2年生 

      「森のクマさん、人に出会う」

      
    4)廣瀬 雅惠 (ひろせ まさえ) 広島大学生物生産学部 4

      「広島県絶滅危惧種Ⅰ類・ニホンリスからみたツキノワグマ」

      
    5)畑瀬 淳(はたせじゅん)広島市安佐動物公園飼育・展示課課長補佐

      「「ツキノワグマ」ってこんな生きもの!」

      
    (6) 会場のみなさまと 総合討論

       16時 閉会