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  • 2023/03/05動物シンポジウム「DNAが教えてくれるツキノワグマ」(3/19)

    広島市安佐動物公園では、広島大学生物生産学部(西堀正英教授)が行う、空気中に存在する環境DNAに関する研究に協力しています。この研究は、空気中に漂う極僅かな生きもののDNAを回収・解析することによって、周辺環境に生息する動物を発見(検出)する最先端の技術を活用するもので、これにより、ツキノワグマの生息を予測、確認し、広島市におけるクマからの被害を未然に防ぐことを研究の目的のひとつとしています(広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業)。このたび、令和4年度の活動成果を市民に還元するためのシンポジウムを開催します。さらに、これによる市民の野生動物や自然環境への理解を深める契機とするとともに、参加者との意見交換を行ないます。

    1 日時

    令和 5 年 3 月 19 日(日) 13 時から 16 時

    2 会場

    安佐動物公園 動物科学館2階ホール

    3 対象者及び参加費

    当日の入園者(参加費無料、入園料は必要)

    4 内容

    13時~    はじめに、広島市安佐動物公園園長・南 心司(みなみしんじ)

    13時 15 分~ 話題提供(各 30 分)

    1)西堀 正英(にしぼりまさひで)広島大学生物生産学部教授

             DNAって何?DNAで何がわかるのか?身近なDNAを科学する」

    2)増田 和志(ますだかずし)広島大学生物生産学部4年生

             「大気中の環境DNAおよび痕跡(糞)よるツキノクマ生息・

             出没モニタリングと個体識別の試みについて」

    3)松本 華林(まつもとかりん)広島県立安古市高等学校2年生・課題探究より

             「野生のクマとコミュニケーションをとるにはどうしたらよいのか」

    4)西堀 正英(にしぼりまさひで)広島大学生物生産学部教授

             「野生動物フィールド調査からラボワークの成果から」

    5)畑瀬 淳(はたせじゅん)広島市安佐動物公園飼育・展示課課長補佐

             「「ツキノワグマ」ってこんな生きもの!」

    (6) 参加者みんなで考える,ツキノワグマに遭わないために

             【パネラー】  畑瀬 淳,増田 和志,西堀 正英

    16時 閉会