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2024/05/12ダルマガエル観察会 ~ダルマガエルを知ろう~(5/18)
ナゴヤダルマガエルはレッドデータブックひろしま2021で絶滅危惧Ⅰ類に分類される希少なカエルです。現在、県内の自然分布は三次市に2カ所、庄原市、福山市に各1カ所の計4カ所のみで、その存続が危ぶまれています。そのため安佐動物公園では、本種の保全事業に参画し、繁殖や普及啓発に取り組んできました。
このたび安佐動物公園では、ナゴヤダルマガエルの生態や、当園の保全活動などについて伝えるイベントを開催します。1.日時 令和6年5月18日(土)
(パネル展示) 終日
(生体展示) 11:00~12:00
2.場所 安佐動物公園 ダルマガエル展示場(ミーアキャット展示場前)
3.内容 ナゴヤダルマガエルの生態や当園の保全活動などを開設するポスターを掲示し、職員がナゴヤダルマガエルについて解説します。また、当日はナゴヤダルマガエルを水槽でも生体展示し、参加者が間近で観察できるようにします。
ナゴヤダルマガエル Pelophylax porosus brevipodus
トノサマガエルに似たダルマガエルの亜種で、本州の山陽地方東部(岡山・広島)・近畿・東海地方と四国(瀬戸内沿岸)にのみ生息している。かつては水田などでごく普通に見られるカエルだったが、圃場整備や水田の消滅などで生活環境が少なくなり、広島県では絶滅したと考えられていたが、1991年に広島県三次市で再発見された。東日本には別亜種のトウキョウダルマガエル(P. p. porosus)が生息する。