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  • 2023/05/19ダルマガエル観察会 ~ダルマガエルを知ろう~(5/27)

     ナゴヤダルマガエルはレッドデータブックひろしま2021で絶滅危惧Ⅰ類に分類される希少なカエルです。現在、県内の自然分布は三次市に2カ所、庄原市、福山市に各1カ所の計4カ所のみで、その存続が危ぶまれています。そのため安佐動物公園では、本種の保全事業に参画し、繁殖や普及啓発に取り組んできました。 このたび安佐動物公園では、ナゴヤダルマガエルの生態や、当園の保全活動などについて伝えるイベントを開催します。

     

     

    1.日時 令和5年5月27日(土)

          (パネル展示) 終日

          (生体展示)  11時~12時、14時~15時

     

    2.場所 安佐動物公園 ダルマガエル展示場(ミーアキャット展示場前)

     

    3.内容  ナゴヤダルマガエルの生態や当園の保全活動などに関するポスターやパネルを掲示します。また、ナゴヤダルマガエルの生体を水槽に入れて展示し、入園者が間近で観察できるようにします。

     

     

    s-20230522_ダルマガエル.jpg

    ナゴヤダルマガエル Pelophylax porosus brevipodus

     トノサマガエルに似たダルマガエルの亜種で、本州の山陽地方東部(岡山・広島)・近畿・東海地方と四国(瀬戸内沿岸)にのみ生息している。かつては水田などでごく普通に見られるカエルだったが、圃場整備や水田の消滅などで生活環境が少なくなり、広島県では絶滅したと考えられていたが、1991年に広島県三次市で再発見された。東日本には別亜種のトウキョウダルマガエル(P. p. porosus)が生息する。