お知らせ
- 動物
2018/11/09アムールヒョウの交換(11/14,15)
安佐動物公園では、11月14日(水)にアムールヒョウの雄1頭が来園し、11月15日(木)に雄1頭が出園します。
アムールヒョウは絶滅危惧種に指定され野生での生息数が減っている動物で、2017年末の時点では、全国7園館で15頭を飼育しており、協力して繁殖に取り組んでいます。今回の移動もこの一環です。
安佐動物公園では、アニュイ(雄、10歳)とチャイム(雌、15歳)の2頭のアムールヒョウを飼育していますが、現在まで繁殖には至っていません。そこで、アニュイと神戸市立王子動物園で飼育されているアムロ(雄、8歳)を交換し、今後はアムロとチャイムによる繁殖を目指します。
1 アムロの搬入について
⑴搬入日時
平成30年11月14日(水) 15時頃 到着予定
⑵搬入個体
アムロ 雄
誕生日:平成22年(2010年)5月5日
出生地:ノヴォシビルスク動物園(ロシア)
⑶公開について
来園後に1~2週間の検疫期間を経て、当園に慣れる時期を見計らいながら、一般公開を行います。その時期については別途お知らせします。
2 アニュイの搬出について
⑴搬出日時
平成30年11月15日(木・休園日) 9時30分頃 作業開始予定
⑵搬出個体
アニュイ 雄
誕生日:平成20年10月12日
出生地:ワイルドヘリテージファウンデーション(イギリス)
3 取材
・搬入個体の到着時刻や、搬出個体の搬出時刻は作業や道路の状況、動物の体調により前後します。
・到着の様子やヒョウ舎までの搬送の様子、搬出の様子は撮影可能です。ただし、輸送箱は鉄板で
おおわれているため中の動物を見ることはできません。
・動物舎での搬出入の作業は撮影できませんが、当園で撮影した映像は提供いたします。
※アムールヒョウ
ヒョウの一亜種。毛皮を目的とした密猟や、近年の森林開発、環境破壊などによって数が激減し、現在ではシベリア地方のロシア極東部の森林に極めて少数が生息しているのみ。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧種(絶滅危惧Ⅰ類:CR)に指定されている。