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2021/12/02ニシゴリラのピーコの死亡について(12/2)
上野動物園にブリーディングローンで貸し出していた雌のニシゴリラ ピーコ(推定51歳)が12月2日に死亡しました。
上野動物園 HPはこちら : ニシゴリラの「ピーコ」よ やすらかに
ピーコは推定1歳6カ月齢の赤ちゃんゴリラの時期に、雄のギャータ(推定6カ月齢)と一緒に、安佐動物公園が開園する前の1971年7月18日にアフリカから来園しました。
ボロボロにした麻袋をポンチョの様にかぶるのがお気に入りだったり、繁殖相手のギャータではなく飼育員に恋したり。
特にフン投げが得意で、子どもの団体さんにはたいてい投げ、嫌いな職員にはフンをしてまで投げていました。
そんな人気者のピーコでしたが、1992年3月12日にギャータが亡くなったことから、一頭飼育となってしまいました。
そんな中、上野動物園に全国のゴリラを集めて繁殖を目指す計画が持ち上がり、それに協力するため、翌年の1993年4月18日に上野に移動し、この日をもって安佐動物園のゴリラの展示は終了しました。
残念ながら上野動物園でピーコの子を見ることはかないませんでしたが、たくさんの仲間との集団生活を送れたことは良かったことだと思います。
安佐動物公園の時代から上野動物園まで、たくさんの方に親しんでいただき、応援していただき、本当にありがとうございました。
ニシゴリラのピーコ