Profiling and comparing participants of online and on-site educational programmes: Case study of the symposium on giant salamander in Hiroshima City Asa Zoological Park, Japan （訳：オンライン教育プログラムと現地教育プログラムの参加者のプロファイリングと比較: 広島市安佐動物公園でのオオサンショウウオに関するシンポジウムの事例研究）

「Journal of Zoo and Aquarium Research」
（URL: 公開先リンク）

・　安佐動物公園で2014年から開催しているオオサンショウウオ共同研究シンポジウムの参加者アンケートを集計し、現地開催の回とオンライン開催の回とで参加者層を比較することで、それぞれの特徴を分析しました。

・　オンライン開催では広島県外からの初参加者が多く、普段は安佐動物公園に訪れる機会が少ない人でもシンポジウムに参加しやすくなる一方で、オンラインのみの開催では、広島県内在住の人や安佐動物公園に何度も訪れている人の参加は少なくなってしまうことがわかりました。

・　コロナ禍で多くのオンラインイベントが開催されていますが、オンラインツールの特徴や効果を定量的に検証した報告は世界的にもほとんどありません。今回の結果は、世界各国の教育機関にとってオンラインツールの活用方法を考える貴重な判断材料になりえます。

2022年度シンポジウムの様子（現地・オンライン併用）