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2017/10/04ポニーの「カズミ」が死亡しました(10/3)

安佐動物公園のポニー「カズミ」(雌、32歳)が、平成29年10月3日(火)に死亡しました。カズミは平成3年5月に来園しました。おとなしい性格で乗馬にもすぐに慣れ、乗馬体験ではたくさんの子どもたちを乗せ続け、26年に渡り活躍しました。近年は体力の衰えから、乗馬体験で子どもたちを乗せることは少なくなりましたが、敬老の日には長寿動物として、勤労感謝の日には功労動物として表彰し、イベントで活躍をしていました。

1.死亡個体

  ウマ(ポニー、品種不明)(雌、32歳)

  愛称:カズミ

  昭和60年 5月生まれ

  平成 3年 5月14日 広島市安佐動物公園 来園

2.死亡の経緯

平成29年9月23日から疝痛(腹痛)症状がみられ、翌日からは食欲も低下しました。腸の動きが悪い症状が確認されたため、鎮痛剤の注射、補液とともに浣腸をして糞、ガスの排出を促すなどの処置を行いましたが、9月30日からは疝痛が悪化し、10月3日午前7時30分に死亡を確認しました。

3.死因について

解剖所見において、大腸の一部に壊死と出血が見られたことから、大腸の通過障害が主な死因と考えられます。

※ ポニー

体高が148cm以下の馬の総称で、特定の品種を指すわけではない。犬程度の大きさしかないファラベラや、比較的大きいコネマラポニーなど多数の品種がある。温厚な性格で耐久性に優れていることから、子ども用の乗用馬としてやマスコット的な役割で飼育されることが多い。野間馬(ノマウマ)、トカラ馬等日本の在来馬も含まれる。

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ポニー「カズミ」(平成22年8月撮影)