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2022/04/19アムールヒョウの搬出(4/21)

安佐動物公園では、4月21日(木)にアムールヒョウのアムロ(雄)を群馬サファリパークへ搬出します。

 
アムールヒョウは絶滅危惧種に指定され野生での生息数が減っている動物で、国内の動物園では10園で17頭(令和3年末)を飼育しており、各園が協力して繁殖に取り組んでいます。今回の移動もこの一環です。 現在、安佐動物公園ではアムロ(雄、12歳)とチャイム(雌、19歳)の2頭のアムールヒョウを飼育していますが、チャイムが高齢となったことから、群馬サファリパークで飼育している8歳の雌と当園のアムロによる繁殖の取組へ協力するものです。そのため、しばらくの間当園のアムールヒョウは雌のチャイム1頭となります。

 
※アムールヒョウ ヒョウの一亜種。毛皮を目的とした密猟や、近年の森林開発、環境破壊などによって数が激減し、現在ではシベリア地方のロシア極東部の森林に極めて少数が生息しているのみ。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストではヒョウとして絶滅危惧種(絶滅危惧Ⅱ類:VU)に指定されている。


アムロ.JPG