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2018/01/21ニシアフリカコガタワニの雌が死亡しました(1/18)
平成30年1月18日(木)夕方、ニシアフリカコガタワニ(雌、推定46歳)が死亡しました。この個体は昭和49年のはちゅうるい館開館に合わせ、ナイジェリアから来園しました。国内で初めて自然繁殖に成功し、これまでたくさんの子を産み育ててきました。また、孵化した子どもを口にくわえて運ぶ姿を撮影した画像が各報道機関に取り上げられた個体でもあります。
1.死亡個体
ニシアフリカコガタワニ(雌、推定46歳)
昭和49年(1974年)5月 広島市安佐動物公園 来園
2.死因について
すでに老齢個体であったこと、古い卵墜(卵が腹腔内にとどまる症状)があったことなどが複合的に作用し、衰弱したものと考えられます。
3.ニシアフリカコガタワニについて
アフリカ西部の水辺にすむ。ワニの中では最も小さく、全長1.5m~2mほどにしかならない。現在、当園では雄1頭を飼育している。
今回死亡した個体(子どもを口にくわえて運ぶ様子、平成7年撮影)