2019/07/06調理室の日常① The rotten apples
調理室からこんにちは!
餌の発注・仕分け・配達を担当している“いち”です。
いかに安く良いものを買い、動物たちのお腹を満たすか・・・
日々このことで頭がいっぱいです。
さて、動物園では一年間を通してリンゴを仕入れています。
これにはいくつか理由があって
- いつでも手に入ること
- 動物たちの嗜好性が高いこと(トレーニングの報酬に使うことができます)
- 栄養上の問題が少ないこと(ほぼ水と果糖です・・・)
などが挙げられます。
特に、“いつでも手に入る”というのはとても大事です。
でも、リンゴはいつでもなっているわけではありません。
秋から冬にかけてが旬です。
つまり、今の時期のリンゴは昨冬に収穫されたもの。
その中から、スーパーなどに出回らないB級品をお安く買っています。
ということで、前置きが長くなりましたが、先日リンゴ箱を開けたらこんな感じになっていました。
左から順に
リンゴ、ちょっと腐ったリンゴ、ほぼ腐ったリンゴ、腐ったリンゴ
って安く良いものを買うんちゃうんかい!という声が聞こえてきそうです・・・
今時分のリンゴは高いのに~ と泣きながら捨てました。
あぁ、早く秋が来てほしいな。
(いち)