2023/10/28テンジクネズミ どうふれあう? 後編
こんにちは!
テンジクネズミ担当のたかたかです。
前回のブログでは、「テンジクネズミ どうふれあう? 前編」ということで、
テンジクネズミがお膝に来たらまずどうしたら良いか、のお話をしました。
相手は動物なので、最初はどの位置が落ち着くかなぁと動くこともありますよ、
しっくりくる体勢になれたところで優しくふれてあげてください、といった内容でしたね。
今回は「後編」ということで、実際どう優しくふれたら良いか、についてお話したいと思います。
まずはこちら。
テンジクネズミが参加者側に頭を向けているとき
おしりをエプロンごとふんわり支え、頭から背中を毛並みに沿って優しくなでます。
大人の方の膝等で安定している場合は、そのままそっと手を添えるだけでも大丈夫です。
つづいてこちら。
テンジクネズミが参加者側におしりを向けているとき
エプロンごしに手でふんわり壁を作って、テンジクネズミが頭から落ちてしまわないようにします。
2枚目のように、大人の方の膝だと太ももの隙間にジャストフィットしていることもあるため、
その場合はそのまま毛並みに沿って撫でてあげてください。
時々、頭近くを撫でているとき、テンジクネズミが頭をクイッと強く押し上げてくるときがあります。
それは、撫でる力が強かったり、今は頭を触られたくないといった意思表示であることが多いため、
背中を撫でたり、一度様子を見たりしても良いかもしれません。
また、実はおしりの方は触られるのを嫌がる個体が多く、少し独特な鳴き声を出すことがあります。
その場合は撫でる位置を少し変えてみましょう。
そして、参加者の方には動きだけでなく、ぜひ表情もしっかり見ていただきたいと思います。
以前のブログでも述べたように、今回のふれあいのプチテーマは「テンジクネズミの気持ちにふれてみよう」です。
先ほどお伝えした行動での意思表示はもちろん、表情も彼らの気持ちを考えるための重要なヒントになります。
もちろん私たちもテンジクネズミが本当はどう感じているのか、というのは分かりませんが、
動きや表情を見ながら、こうしてあげた方が良いかもしれません、といった声かけをさせていただいています。
限られた時間ではありますが、ぜひ一緒にテンジクネズミの動きや表情をしっかり観察し、
テンジクネズミの気持ちに少しでもふれられる時間にできたらと思います。
と、いろいろ話してきましたが・・・
ふれあいの参加者の中には、初めて動物にふれるためドキドキ緊張してそれどころじゃない小さなお子様もたくさんいます。
怖くて泣き出してしまうお子様も時々見られます。
もちろん、そんなお子様に「テンジクネズミの気持ちを考えろー!」と一方的に言うようなことはしません。
前回のブログの最後とも少し重なりますが、以下写真のように無理せず安心してふれあえる方法を一緒に考えましょう!
保護者の膝にいるテンジクネズミを横から観察するお子様
保護者に補助してもらいながら、ふれ方を考えるお子様
保護者の膝の上で一緒にテンジクネズミにふれるお子様
最後にちょこっと裏話♪
小さなお子様が安心してふれあえる方法の参考にしてもらうため、上に3枚の写真をあげていますが、
こうした写真を撮る際、どうしてもずっとカメラ目線のお子様がいて、保護者の方々とクスクス笑いました。
「こっちは気にせず自然にしてね~」なんてすぐには伝わらず、どうしてもカメラを見てニコっとしてくれる様子がなんとも微笑ましく、
私がとても癒された、という裏話でした。
それでは、みなさまのご参加お待ちしております♪
たかたか