2023/04/25ぺんぎんぷーるの日常⑪ お誕生日おめでとう!3・4月編
ぺんぎんぷーるからこんにちは!
あっという間に5月。
安佐動物公園で飼育しているフンボルトペンギンたちは、繁殖期の終盤にさしかかりました。
卵を抱いたり、巣材を運んだり、誰かの後を追いかけたりしています。
そんな彼らも立て続けに誕生日を迎え、また一つ年を重ねました。
3月16日に18歳になった"あーちゃん"(雄)。
2005年に宮島水族館で生まれ、この前紹介した"おーちゃん"、"くろちゃん"とともに来園しました。
右フリッパー(翼)に赤いバンドをしています。
彼は、飼育係には厳しく、給餌の時にもたもたしていると必ずつついてきます。
一方で、ペアのももちゃんには尻に敷かれている様子。
つい先日も、新しい巣箱をももが気に入り、せっかく古い巣箱に敷いていた巣材をすべて運びだしていました。
写真奥が引っ越し前の巣箱、しばらく名残惜しそうにしていました。
でも、結局はももに根負けして、写真手前の巣箱に引っ越しました。
4月4日はそんな"ももちゃん"(雌)の11歳の誕生日。
2012年に福山市立動物園で生まれ、2018年に来園しました。
左フリッパーにピンク、いや色あせてほぼ白っぽいバンドをしています。
臆病さと気の強さを持ち合わせている彼女は、飼育係には及び腰。
でも、ペアのあーちゃんには真正面からつついて対等にやりあっています。
年を重ねても、いつまでもやんちゃなももです。
新しい巣箱が気に入ったもも。
4月24日には"らーちゃん"(雌)が12歳の誕生日を迎えました。
2011年に島根県立しまね海洋館アクアスで生まれ、2018年にももと一緒に来園しました。
左フリッパーに紫のバンドをしています。
くろちゃんとペアを組み、仲睦まじく暮らしています。
自己主張が控えめでおっとりした性格です。
ももと違って、くろには絶対に怒らず、後をついていきます。
写真左がらーちゃん、いつもくろと一緒です。
5羽全員が誕生日を迎えました。
次の誕生日まで皆が健康にすごせるように努めていきます!
(いち)