2021/09/1750周年だョ! 動物園 byキリン舎
みなさんこんにちは。
最近は朝晩が過ごしやすくなりましたね。
キリンたちも真夏より活動的になり、暑さで少し落ちていた食欲も戻ってきました。
ただいま臨時休園中の安佐動物公園ですが、9月1日に50周年の節目を迎えました。
とてもおめでたい日だというのにお客様と迎えられずとても残念でしたが、
51年目の安佐動物公園もどうぞよろしくお願いします。
さて、少し前のブログで50年前のラクダの様子が紹介されていましたね。
安佐動物公園の発行している機関紙「すづくり」や公式twitterでも、最近は開園当初や過去の写真を
紹介していました。
ということで、キリン舎とアフリカ平原の50年前の写真も掘り出してみました!
▲開園当時のキリン舎
出来たてほやほやのキリン舎と、奥にはゾウの展示場があります。
キリン舎の右側は花壇と、開園当時にはジャッカルやシマハイエナを飼育し、ここ最近はハイラックスと
ヤマアラシを飼育していた獣舎がちょこっと見えています。
現在は新しくマルミミゾウ舎を建設中のエリアですね。
現在と同じ場所に建っているこのキリン舎ですが、今よりも少しコンパクトです。
当時のキリン舎は、キリンの寝室が2部屋、トムソンガゼルの寝室が1部屋でしたが、
現在のキリン舎には、キリンの出産用の『産室』が増設されているのです。
▲現在のキリン舎
外から見ると目立った継ぎ目もなく増築部分があるようには見えないのですが、
手前側は一部屋分、増築されています。
▲増築前のキリン舎外壁
古いキリン舎の屋外へ出るための扉(↓)が、そのまま使用されているので、内部の通路が少し不思議な
感じになっていたりします。
▲現在のキリン舎内 産室へつながる通路
増築されたキリン舎の中には、多いときは赤ちゃんを含めて7~8頭飼育していたこともあるそうです。
ちなみに、現在はトムソンガゼルは飼育していません。
ガゼルたちの寝室として使用していた部屋は、キリンたちの寝室に敷くワラを保管する倉庫として使用しています。トムソンガゼルは現在国内の他の動物園でも飼育されていないので、昔の写真を見ると私も飼育してみたかったなあと少し残念に思います
▲開園当時飼育していたトムソンガゼル
今回は開園当時のキリンの獣舎をご紹介しました。
次回は動物たちを放飼している「アフリカ平原」の50年前の写真をご紹介します!
(めん)