2020/11/22装具、卒業(仮)
みなさんこんにちは。
秋も深まり、安佐動物公園のケヤキもしっかりと色づいて、少しずつ落葉しています。
11月に入り、子キリンの「はぐみ」は生後7か月を迎えました。
生れたときには立つこともできませんでしたが、ギプスや装具を使って立たせ、今まですくすくと
成長してきました。
▲ギプスを巻いて立つ生後1か月のはぐみ
10月なかば、満を持して左足の装具をはずしました。
そして11月9日に右足の装具も外し、いま、はぐみは自分の足だけで立っています。
生れたときは、後ろ足の腱が伸びてしまって体を支えることができない、
蹄の裏を地面のほうに向けて立つことができない、という状態でした。
装具をつけてたくさん歩くことで症状はかなり改善して、
蹄でしっかりと地面を踏みしめることができるまで回復しました。
▲生まれた日のはぐみの足
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7ヵ月後
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▲装具をはずした日のはぐみの足(立ってる!!!!)
とはいえ、装具をはずしたばかりの右足はまだ少し不安定です。
自分の足で体をしっかりと支えながら歩き、腱や関節を鍛えていく必要があります。
足の状態次第では再び装具をつけなおす可能性もありますが、
しばらくは、ゆっくり歩きながらリハビリですね。
▲装具をはずしてもしっかりと歩けているはぐみ
(めん)