2021/04/2510歳
4月26日でニホンカモシカの『サキ』が10歳になります。
サキは10年前に、四国産のニホンカモシカである母親の『ハナ』と父親の『ギン』との間に生まれました。
(↑10年前のサキ)
そんなサキも2018年、7歳の時に雄の『ミカゲ』を出産し、翌年には雌の『サニー』を出産して、今では立派な母親になっています。
(↑ミカゲを出産した頃のサキ)
ニホンカモシカは本州(中国地方を除く)、四国、九州に生息していますが、四国産は生息数が少なく、環境省のレッドリストでは【絶滅のおそれのある地域個体群】に指定されています。飼育数も、本州産は14施設で35頭(雄17、雌18)に対して、四国産は5施設で17頭(雄8、雌9)しかいません(日本動物園水族館協会加盟園、2020年12月31日時点)。
(↑右がサキ)
今は娘のサニーと一緒にのんびりと暮らしているサキ。これからも元気に過ごしてほしいです。