2020/04/28はちゅうるい館の仲間たち(1)アルマジロトカゲ
こんにちは。
今年度から爬虫類の担当になった、じゃい です。
はちゅうるい館には色々な種類がおりまして、
水辺に住むワニ や 砂漠に住むトカゲ、
毎日エサを食べるカメ や 月1回しか食べないヘビなど、
みんな全く違った特徴をもっています。
たくさんの爬虫類たちを上手に飼育するため、
まずは彼らがどんな生活をしているのか? を勉強している今日このごろです。
せっかくなので、休園中の はちゅうるい館から、飼育している仲間たちを不定期連載で紹介していきたいと思います!
記念すべき第1回は、こちら。
私のイチオシ、「アルマジロトカゲ」です。
南アフリカの砂漠地帯に生息するトカゲの仲間ですが、
体全体が固いウロコで覆われており、まるでドラゴンのような姿をしています。
敵に襲われると自分のしっぽを咥えて、アルマジロのように丸くなるので、アルマジロトカゲという名前がつきました。
また、自分の尾に噛み付いているヘビが象徴となった、"ウロボロス" にも似ているということで、
アルマジロトカゲの学名 Ouroborus cataphractus の由来にもなっています。
丸くなって身を守ることからもわかるように、
カッコいい見た目に反して性格は臆病です。
動物園のアルマジロトカゲも、石の下や隙間に隠れていることが多いです。
が、ときどき日向ぼっこをしていたり、
好物の虫を食べに出たりします。
休園明け、はちゅうるい館に遊びに来たら、ぜひ探してみてください!
じゃい